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<title>読書浦々　～かなり辛口なラノベ批評～</title>
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<description>ふと思い立って日々の読書、その感想などをつらつらと。
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<title>ピクシー・ワークス</title>
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<description>南井　大介/バーニア800　（電撃文庫）　★★☆☆☆ 　電撃文庫の今月の新刊すく...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=174,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/18/32289378.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;32289378&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;32289378&quot; src=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/18/32289378.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;143&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 南井　大介/バーニア800　（電撃文庫）　★★☆☆☆&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　電撃文庫の今月の新刊すくなっ！　というわけでこれが唯一の新刊です。新人作家南井先生のピクシー・ワークス。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　くせ者ぞろいの天文部３人組+αが戦闘機を修理して首都上空をゲリラ飛行してやろう、そんなお話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　よくも悪くもフツーでした。キャラクターは個性的でユニークだしやりとりもおもしろい。しかしストーリーがどこに向かってるのかさっぱりわからない。飛行目的もなんか子供じみたわがままみたいで共感し難い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　多分、ミリオタ向けな一冊ですね。内容に知らない用語が多用されすぎててその度に覚めてしまう、非常に浸り難い物語でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それと、ストーリーが戦闘機を直して飛ぶという一本調子で、恋や友情みたいなキャラクター性の活かせる場面が少ないようでした。自分で長所を潰してるっていうか……いかん、なんかあまり内容が頭にのこってないぞ？&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-09-18T15:44:17+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5be1.html">
<title>今ね</title>
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<description>　表紙買い、とはいわゆる表紙イラストに惹かれて、帯から推察される内容や作品、作者...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　表紙買い、とはいわゆる表紙イラストに惹かれて、帯から推察される内容や作品、作者の前評判とは関係なく購入してしまうことを言います。しかしその結果、地雷を踏む確率も格段に上がる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それを踏まえて『逆表紙買い』というのを考案してみた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　要するに、萌え系の表紙イラストは↓の記事にあるみたいに、それをウリにした非ノベルであることが多い。よってそれら萌え系イラストを意識して忌避することにより地雷を踏む確率が格段に下がるのである！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……と言いつつ、新シリーズの中にはたまにすごい掘り出し物もあるから買っちゃうんですけどね。まあ、地雷が多いと理解した上で新人やあまりメジャーじゃない作家の新作を買ったりしているから文句はないのですけれど。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-09-02T23:14:07+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-9175.html">
<title>まじ×どら</title>
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<description>麻宮　楓/有河　サトル（電撃文庫）　★☆☆☆☆　 　電撃文庫8月の新シリーズの一...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=175,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/02/32275779.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;32275779&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;32275779&quot; src=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/02/32275779.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;142&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 麻宮　楓/有河　サトル（電撃文庫）　★☆☆☆☆　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　電撃文庫8月の新シリーズの一つ。口絵を見た途端なにやら嫌な予感がしてきたけれど、やっぱり的中。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　魔法学校に通う主人公の元に突然女の子が押しかけて……という、俗に『逆ドラ』と（なぜこういう類がこう呼ばれているのかはしらないけれど）呼ばれる展開。しかも女の子は記憶喪失で全裸でわがままで……とお約束です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　読んでいて唐突すぎるというか、強引な展開が多かった。とにかく多かった。キャラクターもしっかり確立されてないもんだから不自然な言動が目立ったり行動が意味不明な場面がとにかく多い。主人公やヒロインが突然キレだしたり、意味もなく神妙になったり、某誰かの憂鬱に出てくる有機ヒューマノイドみたいな不自然極まる性格の人がいたり。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それでいて物語の大筋は何のヒネリもなく、ヒロインの正体にしても序盤で既に気づいてしまう……というか、あまりにもあからさまだったから何かのミスリードなのか？　と期待したけれど、そっちは見事に裏切られました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ついでに登場するキャラクターに意味があんまり無いですよね。いなくても別に物語上の支障は無いというか……。ライバルである沙織や助っ人となる暦はともなく花梨とか何のために存在するのかがわからない……。他二人にしても特に存在感があるわけではないし。なんで主人公に惹かれてるのかもわからないし。その上そういった心の描写は『わかりやす』というよりはムリに目立たせようとして不自然に写るくらいだし。要するに『キャラクターの気持ち』ではなく『作者の都合』なのですよね。物語的にその方がいいからというだけでそういう描写を強引に入れているだけというか。トーク番組なんかでお飾りとして座ってる見た目がいいだけのタレントみたいだな、と。助っ人はともかくライバルにもう少し見せ場があってもよかったのでは、と思わずにはいられません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　要するに内容としては、単にエッチなハプニングや展開を詰め込んだだけの小説である、と。最後の展開もチープだったし、褒めるところが見つからない……。けなすだけじゃなくいい部分も見つけようとするのがこのブログの目的であるのに、なんだか最近こんな記事ばっかりなような気がします。どこかに面白い小説は落ちておらんかなー……。というより、私は最高に面白い小説を読んで、そこからなんとか批判すべき点や改善すべき点を探すのが好きなんだよなぁー……。こういうのはライト“ノベル”じゃなくてただのエッチな絵本なんだよなぁー……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんて言うか……批評しがいが無い。いつの日か私をグウの根も出ないようにさせる作品に出会えるんだろうか。出会えたらいいね！&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-09-02T22:40:07+09:00</dc:date>
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<title>偽りのドラグーン</title>
<link>http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-d7f7.html</link>
<description>三上　延/椎名　優（電撃文庫）　★★☆☆☆ 『モーフィアスの教室』などでしられる...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=175,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/01/32275787.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;32275787&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;32275787&quot; src=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/01/32275787.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;142&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 三上　延/椎名　優（電撃文庫）　★★☆☆☆&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『モーフィアスの教室』などでしられる三上先生の新シリーズ。このブログではシリーズ化してないものでも新シリーズとか書いちゃってる気がするけれど、これは本当にシリーズ化前提のもよう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　某国の王子が祖国に侵攻してきた帝国に家族を殺されつつも生き残り、その復讐のための力を得るために『竜騎士（ドラグーン）』養成学校へと入学する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……というどこかで見た気がする感バリバリなお話。主人公には秘められた力が備わっているとういうところまでがお約束。ついでに双子の王子のビジュアルがテイルズオブジアビスに登場する二人となんか似ている気が……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし王道とかお約束っていうのはやっぱり面白いから王道やお約束なんだと思います。既視感があってもサクサク読めるし、それなりに面白くはある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　が、前シリーズからいえることですが、この作家さんは大切な部分に描写が少ない。文章に緩急がない、物語の尺の取り方が下手、演出がなって無い、作品の見せ場がわかってない。いろいろ言い方はありますけど、とにかく重要で尚且つ絵になりそうなシーンをさらりと流してしまう悪い癖があるのですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　特に、場面が切り替わる直前などがそう。小奇麗にまとめることだけを考えて描写がお粗末になりすぎる。結果として読んでる側は多分に白けるという事態に陥ります。物語をつくる力と雰囲気をつくる力はちゃんとあるのに上手に使っていないんだな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなわけで、この作品も最近ありがちな『王道という先達の作り上げた骨子に乗っかってるだけの作品』となっています。世界観も設定もキャラクターにも物語にも真新しいものがないんだから、せめて文章や描写で光るものを見せてくれないとぜんぜんダメだぜ、と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　本当は★一つで十分なんだけど、今時あえて『王道』を使った勇気に免じて★一つ追加。これから化ける可能性が無いわけでもないんで次も買うかな……。同時に刊行されるラインナップ次第かなー。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-09-01T09:52:29+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-8216.html">
<title>鷲見ヶ原うぐいすの論証</title>
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<description>久往　四季/カツキ　（電撃文庫）　★★★☆☆ 　やっと旅行から帰ってきました。旅...</description>
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&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっと旅行から帰ってきました。旅行中は忙しすぎて本読む暇も無かった……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて、電撃文庫8月の新刊、その一つです。内容はとあるあやしげなパーティに招かれた主人公とヒロイン。そこで殺人事件が起きて……というクローズドサークルなミステリー。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……のはずなのだけれど、最後まで読み進めると、どうも殺人事件は単なる蛇足というか補足というか……なくていいんじゃね？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　作品の雰囲気はよく出来ていました。あやしげな洋館、不気味な麒麟像、嵐の夜に閉ざされたクローズドサークル。館の中での推理も論理的で面白いのですが……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　如何せん、推理と呼ぶには稚拙というか、超能力とウンチクとただの屁理屈合戦というか、ちょうどこの間やった『うみねこの&lt;span style=&quot;color: #ff3300;&quot;&gt;な&lt;/span&gt;く頃に』みたいな、ミステリーと呼ぶには疑問が拭えない内容であったこと、しかし物語の大部分は殺人事件とその推理に費やされてしまうことがまず一点。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次に、冒頭で語られる『悪魔の証明』の結果が、単に『お前は二重人格の片割れでした』っていうのはないだろう、というのがもう一点。それだけの話に殺人事件は必要ないと感じました。あるいはこっちの悪魔云々が蛇足だったか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どちらにせよ、物語のメインとなる部分が『殺人事件』とそれにまつわる推理と論証であるなら、もう少しまともなオチを用意してほしかったです。この作品は作者が何を書きたかったのかがいまいちわからず、オチに関しても事前に一度引き合いに出されたものであるため、アッと驚くものがありませんでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな感じで物語はわりとぐだぐだでしたが、この作品の見所としてキャラクターが魅力的に描かれているという点があります。というか、主人公と死体を除く登場人物が全員女性って……作者は何か狙うところがあったのでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そうそう、作中で名前が出てくるにもかかわらず一切の登場がなかった薬歌玲というキャラクター、意味のないキャラを入れるんじゃねーと思いつつ調べたら同じ作者の別シリーズに登場するキャラクターのゲスト出演だったんですね。こういうちょっとした遊びができる作者はシリーズを読む上でちょこっと楽しめるのでわりと好きです。これで作中、このキャラクターにも出番と役割がちゃんと与えられていればな……。その辺り、あまり遠慮しないほうが別シリーズのファンも喜ぶと思うんですけれどね？&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-08-26T22:04:22+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-fb32.html">
<title>神様の言うとおりっ！</title>
<link>http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-fb32.html</link>
<description>西村　悠/Ｓｈｏｗ（電撃文庫）　★★☆☆☆ 　新人かと思ったら違った、西村先生の...</description>
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&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　新人かと思ったら違った、西村先生の新作です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　内容としてはドジっこな神様の手違いで死んでしまった主人公・恭一が、幼馴染の巫女姉妹と共に生き返るために神様のお手伝いをしてＧＰ（ゴッドポイント）をためるというお話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　概容はわりとよさげなのですが、内容の方、ギャグとシリアスがない交ぜになりすぎてどっちつかずの中途半端なイメージがあります。で、あるから普段は人の話を聞かないようなキャラクターが急にいい人ぶったりしんみりすると物凄い不自然。もっとギャグ的に突出するかシリアス・まじめに攻めるかの差別化を図った方が良かったのでは？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ストーリーに関してもなにかこじつけっぽいのが目立ちます。『これは本当は心構えを見るためのテストで結果云々はカンケイなかったんだー』なんて辺りが特に。なんていうか……青クセエ。各チャートも意外性が無い平凡な展開で、一つの物語というより場面場面を積み重ねただけの台本みたいでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なーんかシリーズ化を狙うような終わり方でしたが、続くんでしょうかこれ。続編を買うかはその月の刊行予定によるなー……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それはそうと、電撃文庫から出る新作に萌え要素を排したものが少なくなっているような気がする……。いや、少しもあっちゃダメだというわけじゃないですけど、なんかイラストと上面なちょっとＨな展開で読者を引き付けようとする露骨な本が増えてる気がするなぁ……。このままだと電撃もＭＦ文庫みたいなダメレーベルになってしまうんじゃないだろうか、ちょっと心配です。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-08-11T18:33:57+09:00</dc:date>
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<title>ソードアートオンライン２　アインクラッド</title>
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<description>川原　礫/abec　（電撃文庫）　★★★★☆ 　『アクセル・ワールド』や今シリー...</description>
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&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『アクセル・ワールド』や今シリーズで有名な川原先生の新刊です。前作のレビューでちらほらと『半端な終わり方だったから続編が楽しみ！』みたいなのを目にしたのですが、この展開で続編とかねーという予想通り、続編ではなく外伝、サイドストーリーです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あとがきで本人も述べていましたが、全部キリトが中心となる話であり、恋あり涙ありな展開となっているのですが、どれも基本として中レベルプレイヤーがキリトツエーと感心するお話です。ホントですよ。その為展開が似たり寄ったりになってちょっと勿体ない気がしましたね。どうせなら一つくらいアスナとかクラインを中心にした物語でもよかったのに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ＳＡＯの色々な一面がわかる面白い一冊でした。が、それはあくまで『世界観の面白さ』でありストーリーの面白さではないのですよね。ストーリーそれ自体はあくまで王道というかありがちというか……チープな気がします。最初のビーストテイマーの話などは短編としてよく仕上がってと思いますが、のこり３つが……とくに３つ目、迷子プログラムの話なんかがちょっとこじつけくさいかな、と。『アクセル・ワールド』の１巻末で川上先生からもメッセージされていたように、魅力的な舞台を活かしきれていない、とても勿体ない感じですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　裏を返せば世界観という設定一つで物語を面白いと錯覚させるほど魅力的な舞台構成は作家としてすごい力ですよね。この魅力を保ったまま意外性と面白みのあるストーリーがつくれれば……おそらくライトノベルというものを代表する作家になるのは間違いないんじゃないでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　巻末で『アクセル・ワールド』の３巻は予告されていましたが、よくみるとＳＡＯの３巻の予告もあります。ついでっぽく。個人的には最後のストーリーでクラインが手に入れた復活アイテムが重要な伏線である気がするのですが。前回、確かに死んだはずのキリトやアスナがなぜ生き残れたのか、この辺りにつながったりしないかなぁ。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-08-10T22:08:41+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-345d.html">
<title>境界線上のホライゾンⅡ下</title>
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<description>川上　稔/さとやす（電撃文庫）　★★★☆☆ 　やっと読み終わったホライゾンⅡ下。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=176,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/08/10/32262112.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;32262112&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;32262112&quot; src=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/08/10/32262112.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;142&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 川上　稔/さとやす（電撃文庫）　★★★☆☆&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっと読み終わったホライゾンⅡ下。今月はアニメに触発されてうみねこの&lt;span style=&quot;color: #ff3300;&quot;&gt;な&lt;/span&gt;く頃にとかやってたので読むのがかなーり遅れました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　主な流れを纏めると……まとめきれないよ。英国との関係強化のために三征西班牙と代理戦争”アルマダの海戦”やっちゃったり、かといったら英国に喧嘩売ってブラッディメアリを救出（事実上は誘拐）したりと大騒ぎです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　結論から言うとⅠと同様面白かったです。個性的なキャラクターと個々の長所を活かしつつ見せ場を作る劇場型構成、臨場感溢れるアクションなどなど、褒めるところは多々あります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　が、やっぱりⅠからと同様、個々の動きを細かく描写しすぎて全体としての場が想像し難い、政治的ウンチクが冗長でついていきにくい、などなどの問題点も見られます。それが結果的に読者層をコアなファンに限定し、こんなに面白くてこんなに息の長いシリーズを続けている作家さんなのにアニメ化とかされない原因なんだよなぁ・・・。だからバトルシーンや長い演説よりもトントンと進むキャラクター同士のバカなやり取りが一番の見所であると個人的に思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　要するにライトノベルなのに全然ライトじゃない、むしろヘヴィノベルとかディープノベルとでも命名すべき内容は完全に賛否が分かれるところです。私のように細かいところまで読み込む（というよりそういう細々したのが好き）な人には受けるけど、物語を雰囲気で楽しむ人には敬遠される。そんな印象でした。まあ、Ⅲ・上楽しみにしてますけどね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次回は極東の軍事的拠点らしいＩＺＵＭＯが舞台。三河の時は武蔵内ばかり舞台になって三河の街の様子とか全然だったから、実質的に初めて極東の町が舞台となるわけですね。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-08-10T21:33:53+09:00</dc:date>
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<title>血吸村へようこそ　２</title>
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<description>阿智　太郎/あらき　かなお　（電撃文庫）　★★☆☆☆ 　私は知らなかったのですが...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=174,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/07/11/32262114.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;32262114&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;32262114&quot; src=&quot;http://michasera.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/07/11/32262114.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;143&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 阿智　太郎/あらき　かなお　（電撃文庫）　★★☆☆☆&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は知らなかったのですが、巻末の著作リストの長さに驚いた、阿智先生の血吸村シリーズ。正直なところ続刊を買うか迷ったのですが、今月の電撃は新作が少ないのでとりあえず手に取ることに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　主人公親子が巧みな誘いに乗せられ移住した村は、実は村人が全員吸血鬼。年に一度の血吸祭で主人公も吸血鬼にされてしまうところでしたが、数名の女の子の機転（きまぐれ？）で本人がその気になるまで吸血鬼化を待ってもらえることに。しかし主人公が人間であると知っているのは本人を含め６人だけで、それ以外の人に知られたら問答無用で吸血鬼にされてしまう……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……というのが物語の大雑把な設定。しかしながらトラブル体質な主人公は正体を露見してしまいそうな場面がいくつもあり、その度に周囲のフォローと幸運で乗り切る、みたいな。今回も例に漏れずそんな感じです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　だが……なんだ。物語としての設定は面白いのだけれど、起こる出来事もその解決方法もなんとなくありきたり……というより行き当たりばったり気味で、それ故に読み易く、アイディアや設定はユニークなのにそれを上手く活かしきれていない感じでした。特に後半へ進めば進むだけ、物語ではなく主人公が女の子に囲まれて……というシチュエーションを楽しむ、ＭＦ文庫辺りにありがちな単なる萌え小説となってしまっている辺りが残念でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　特に吸血蚊のくだり。潰してもつぶしても死なない上に殺虫剤も虫除け剤も効かず、網戸を破るほどのパワーを持った不死身の蚊……こいつはこええゼ！　と、後の展開に期待したのにわりとあっさり潰されちゃったし……。もっとこう、ターミネーター的に苦労してもよかったと思うのですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまらなくはない、けれど面白くもない。そんな感想がよく似合う一冊でありました。ＭＦ文庫好きな人はいけるんじゃないかな？&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
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<title>紫色のクオリア</title>
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<description>うえお　久光/綱島　志朗　（電撃文庫）　★★★☆☆ 　『悪魔のミカタ』や『シフト...</description>
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&lt;p&gt;　『悪魔のミカタ』や『シフト』で知られるうえも先生の新作、ではなく電撃ＭＡＧＡＺＩＮＥに掲載された短編に書き下ろしを加えたものだそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんていうか……&lt;strong&gt;すっげぇ評価がむずかしいよ&lt;/strong&gt;。物語としては『人がロボットに見える』不思議な少女『毬井　ゆかり』とその親友『波濤　学』を中心として、前半はゆかりに関する情報……というより学から見た『ゆかり』と、その力に関わる事件を、後半は力のために失われるゆかりを求める学の旅が描かれています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前半部はわりと理解しやすくすんなり頭に入るのですが……後半がぱっと見て理解しづらすぎる……。特に数多くの理論説明がなされますが、よく考えてそれを理解すると、別に物語の展開とはほとんど関係なかったりして……正直、文庫本をぶん投げようと思ったことはあっても火にくべようかと思ったのは初めてでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　物語そのものは観測者理論と多世界解釈をベースとした造りが斬新で面白かったのですが、これはもう少し工夫して理論を感覚で捉えられるくらいまで簡略化してよかった気がします。どうしても理解しがたいという人はＴＶアニメ『ノエイン』とか『ひぐらしの&lt;span style=&quot;color: #ff3300;&quot;&gt;な&lt;/span&gt;く頃に』とかが微妙に似たような設定のもとで描かれているのでそんなようなものだと思っていただければ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　後半部の展開がわかりにくくて仕方ないので、ここに学の能力をまとめると、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・左手の携帯を通じて平行世界と情報を共有できる（ここではこの現象を仮に『同期』と呼称）同期するためには対象となる平行世界と一度連絡を取り合う必要があり、平行世界が無限数あろうともこの力自体は有限な能力である（従って、無限の平行世界の中から『ゆかりを救うことに成功した世界』を見つけ、そこに同期することが目的となる）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・同期した平行世界を含む過去・未来全ての可能性の内、最も都合が良いものを他の平行世界全てに上書きできる&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・遺伝子上つながりのある全ての人物（この場合、日本人全てが同じ血族だと仮定すると全ての日本人）の意識を&lt;strong&gt;乗っ取ることができる&lt;/strong&gt;（作中で学はこの現象を「他人になった」と勘違いしていたが、後のゆかりの解説から、このような解釈が妥当）ただし一部天才など学本人が「自分とは決定的に違う」という認識の人物は乗っ取れない&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『万物の理論』の超越により（詳細不明）、理論を越えた意識生命体として行動が可能（ただし、肉体を失っても意識は『波濤　学』のものであるため、やはり学以外の何物にもなれない）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……こんなところでしょうか。正直何度か読み返しても自分の解釈が正しいのか自身が持てませんが……。最終的に『万物の理論を超越したことにより意識生命体となる』というわりと意味不明な展開で物語を強引に終束させてしまった辺りがちょっとご都合主義的な展開で残念でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ゆかりを救うための条件が『ゆかり自身の運命に抗おうとする行動を促す』というものであった点もどうなのでしょう。作中で学は既にゆかり本人や両親に自衛を徹底するよう呼びかけているにも関わらず失敗しましたよね。つまり結局はゆかりを救う術は無いのでは……などと、すこしこの後の展開が気になる一冊ではありました。なんだかハッピーエンドっぽく終わっていますが、その世界でゆかりを無事救うことが出来るとは限らないのですよね……。しかし、前半ラストでゆかりや学を守ってくれた通り、二人を守る『何か』の存在があるようですし、ここは二人が無事に過ごせたと信じましょう。こういう多解釈的な物語は嫌いじゃないですし。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とはいえ、前半ラストのシーンでゆかりが『ソレ』を違和感無く受け止めているのが気になります。もしかしたらゆかりにも学と同じように平行世界と同期する力があったのかな……？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ＳＦ大好き理論薀蓄大好きな物語を考えて読む人にはお勧めかなぁ……逆に推理小説を物語の流れるままに考えないで読むような人にはお勧めできないかも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>みかせら</dc:creator>
<dc:date>2009-07-10T18:53:49+09:00</dc:date>
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